自担が結婚した

2021/9/28、"自担"こと櫻井翔くんが結婚した。

よく調べていないけど、なんかとにかくいい感じでいい感じの関係を築いたうえでのことだったらしい。

この件について2日間揉んでいるけど、自分が明確にどう感じたか考えているが、まだ答えは出ない。

またこの件についてなにか気持ちを表さなければならないと思ってこの文を書いているわけでもない。

ふーんならそれでいい。おめでとうならそれだってもちろんいい。おめでとうじゃなくても全然いい。

あくまでこれは自分の今の段階の個人的な感情だ。

言及したくない人はしなくていい。

この気持ちが恋愛感情なのか準じたものなのかなんなのかはさて置き、どのようなものであれポジティブな感情を向けていた人が、その人の望む「幸せ」を自ら選んだのであれば、それはきっと喜ばしいことだ。

きっと、とつけたのは、社会的に見て喜ばしくないこと――宗教とかマルチ関連で結ばれてしまう関係性も世の中にはあるので――もあるからだ。

今回の場合はたぶんきっとそういうやつではない。

でも手放しで「おめでとう!」と祝福できるかというと、まだそのような段階にない。

ただこと自担に関してのみ言及するとしたら、FC会員向けの表明の文書にて「大きな選択をした」という言葉の使い方をしているあたりが、ああ私が大好きな櫻井翔は今後も変わりなく「櫻井翔」としてあり続けてくれるんだろうな、と感じた。

選択というのは判断で、判断は覚悟だ。

ポジティブであれネガティブであれ(ネガティブな覚悟はなるべくしたくないけれど)、覚悟ができる人間はやはり強い。

強いという曖昧な言葉で濁してしまったが、覚悟ができるのは私の好きな櫻井翔そのものだなと感じている。

好きな人には幸せでいてほしい。

その人の望む幸せの状態にあってほしい。

たとえそれが「私自身」の考える幸せのかたちと違っていても、あなたが幸せだというのなら、きっとそれはとてもいいことなのだと思う。

自担や推しとは、そのくらいの心の余裕がある状態で向き合っていきたいものである。

2020/12/27 今年のライブまとめ

  • 2/14 BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2020 "BBZ"@島根県民会館大ホール
  • [配信] 5/2-6/30 嵐のワクワク学校オンライン
  • [配信] 6/16 Johnny's World Happy LIVE with YOU Day 1
  • [配信] 7/8 LIVE×ONLINE day7 THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
  • [配信] 7/12 Gen Hoshino’s 10th Anniversary Concert “Gratitude”
  • [配信] 8/29 a-nation online 2020
  • [配信] 9/19 LIVE×ONLINE IMAGINATION day1 THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
  • [配信] 9/20 LIVE×ONLINE IMAGINATION day2 BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
  • [配信] 9/27 LIVE×ONLINE IMAGINATION day9 EXILE TRAIN
  • 10/29 13:00 Fate Grand Order THE STAGE 冠位時間神殿ソロモン Ars Nova@東京国際フォーラムホールC
  • [配信] 10/30 LIVE×ONLINE INFINTY "HALLOWEEN" day1
  • [配信] 11/3 アラフェス 2020 at NATIONAL STADIUM
  • [配信] 11/26 Spofity Presents Tokyo Super Hits Live 2020
  • [配信] 12/23 LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER day2 BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
  • [配信] 12/31 This is 嵐 LIVE 2020.12.31
  • [配信] 12/31 LIVE×ONLINE COUNTDOWN 2020→2021 "RISING SUN TO THE WORLD"

……結構買ってる! まだ忘れてるものありそうだ。
嵐!バリスティックボーイズ!ランペ!星野源!……な内訳。ものすごく順当。
7月のライブオンラインに推しGたるバリがいなくてあの頃は発狂しそうでしたが無事加納くんを今日まで推しています(明日からも推していきます)。加納くん、今日更新のバリってるの来年分の予告でかまどたんじろうくんになっており、ピアスまでつけてて、なのに頭はベレー帽でかわいかった。ベレー帽投げちゃうし。竜太くんはプールに飛び込んじゃうし。年の瀬に大変なテンションの回だった……。
2/14の島根の感想は結局書けずじまいでここまで来てしまいましたが、すんごい良くて、でも結局1公演しか行けなかった。今となっては群馬に絶対行っておいたほうがよかったなあと後悔……だったのですが、私は国立競技場も結局人生で1回しか行っていない人間なので、人生で大事な局面ってやっぱここぞって時にくるんだな……みたいな境地にいます。
1年まるっと加納くんを推していて感じたのは、自分はポジティブな得体のしれなさというか、引き出しがものすごいあるぞ! って気分にさせてくれるアーティストが好きだなあということです。こんな世の中なのに加納くんは前しか見てなくて、ぐんぐん伸びていくので、すごーく見応えがあります。追っていてとても発見があって、視野が広がっていくような気がして楽しい。あと歌がうまい(去年の島からずっと言ってる)。そのうち加納くんをよろしくお願いしますみたいなブログでも書こうかな。もう加納くん推しになって1年以上……経つのですが……。いまさら……。

FGOの終局舞台、今年生で見た唯一の舞台なのですが、これもすごくよかった。6章、7章と追いかけてきて、ゲームはもうあんまりやっていませんが、やっぱり終局まで見られてよかったです。井出卓也さんのロマニのなんと優しいこと。あとマーリンの瑛くんも、全てを包み込むようなマーリンの雰囲気をそのまま取り出したかのようで、それを生で見れてちょっと泣きました。エンドロールで色彩が流れていたら多分涙腺がぐちゃぐちゃになっていた。自分のカルデアでもなく、「舞台のカルデア」の藤丸立香の第一章を見届けられて万感の思いでした。行けてよかった。あとやっぱりはるちゃんさんのギルガメッシュはずるい! かっこよすぎてずるい。

他、映画にちょいちょい行ったり、ヴァイオレット・エヴァーガーデンを一気見したりしていました。そのままPSYCHO-PASSを見て、それが見終わったらユリ熊嵐でも見たいなと思っています。

12/31に分身する予定になっていますが、カウライは年が明けてから見ます。
そんな感じ。

2020/12/26

途中までは普通に実況して楽しんでいたんですが、目に入ってくる他ジャンルの話題に持っていかれそうになっちゃってツイッターを閉じて、それから静かに見続けられるわけもなく、日帰り旅行のあたりで酒に逃げました。

きっとあれが5人の真意なんだと思う。

5人なりの言葉を、本人の口から聞けるとは、なんと素晴らしいことか、と思っています。

言葉も何もなく去ってしまうほうが絶対に多いから、こんなに思い出を残してくれるんだから、こんなに寂しくさせてくれるんだから、きっと12/31を越えても「きっと大丈夫」なんですよ。

たぶん。

 

まあそうは言うても、この終わりの手触りは多分一生覚えてるだろうな。

こうやって終わるんだって見届けた自分の感情とその時の景色、忘れられないと思う。

手元には光る石がある。

たぶんずっと寄り添ってくれるのだと思う。

そういうことなのだと思う。

 

……たぶんね。

札ドコンのチケはあるのに飛行機がない! その時オタクはどうしたか

お久しぶりです。なんとか生きております。
まあ様々乗り越えて今日という一日の舞台に立っており、上がって下がっての繰り返しならば〜という日常を送っております。
私の近況報告はさておき、今回はタイトル通り、

  • 嵐コンいつどこにしたら札幌当たったよ
  • 札幌とか申し込み開始の時点でホテル埋まってるんじゃない?
  • 埋まっとる……
  • 飛行機はまだ早割発売開始前だし行けるっしょ

という状況をどうクリアして、どう札幌に行ってどう帰ってきたのかのレポート……ではなく日記です。

ちなみに下記だらだら書いておりますが、この記事で言いたいことは

  • 成田から行くくらいなら、ANA羽田→旭川便を使おう(片道もろもろ20,000円)
  • いつどこにしても当落が出たらホテルは空くからホテルだけでも抑えておこう
  • 帰りは東京に帰ってこれさえすればいいくらいの気持ちで行こう

以上です。

ここから下が旅行記(記?)です。

早割発売開始日

どうあがいても取れなかった。
この前後でLDHカウコンとかジェネの当落とかもろもろあって、「嵐札幌往復」「ジェネオーラス福岡往復」「LDHカウコン福岡往復」という3種類の航空券のチケットを買わなければならなくなっておりました。
ジェネは取れた。JALは無理だったけどANAで普通に買えた。LDHカウコンは、果たして本当に行けるのかどうか定かではなかったので行きだけ予約して行きだけ買った*1
問題の嵐。嵐ですよ。JALANAスカイマークで販売開始時刻が異なっていたので、それぞれで待機していたのですが全然無理でした。嵐を甘く見ていたな……と思うのですが嵐なのに甘く見るやつがいるか、という話でもあるわけでこの辺は猛省であるわけです。
いやだってね、推しの初ドームなんですよ。
ジャニーズの担降りは一生いたしませんがLDHでは推し変したんですけど! BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEの加納嘉将くんに! 推し変したんですよ! その推しの初ドーム! 絶対行きたかったじゃないですか!
まあ結果として行けなかったのであれなんですけど気持ちが少しだけ福岡に傾いているのはちょっとだけありましたね。
でもだからといって札幌のチケットが取れない。シンメがエアトリで確保指示……? みたいなのを出してくれて、それの結果を夕方まで待っていたのですが、あえなく惨敗。格安航空チケット会社はこういうときは頼ってはいけない……ということが解った(あまり遠征しないから……)。
待ちの時間にもどんどんハケていくチケット。
成田前泊で成田から札幌行くか? ということも完全に念頭にありましたが高い、高すぎる。
へろへろのまま帰宅。

行き

ANA 羽田→旭川

  • スーパーバリュー75K ひとり14,490円(手数料とか込み)
  • 11:15〜12:50(時刻はだいたいです)

これは結構有名なのかもしれないのですが、自分は今回電車オタクの実父から「旭川から札幌まで特急に乗ったらいいよ」というアドバイスを貰わない限り思いつことのなかったルートです。
全てが終わった後にフォロワーの方から「旭川は就航率99%だからどんなに雪が深くてもダイバードとかはないよ」と教えてもらったのですが、これが行きの羽田での光景です。
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この時点でシンメに「もうダイバードしてセントレア行ったらチケ代おごるからジェネ行く(泣)」みたいなことを言っていたような気がする。羽田に帰ってくるって書いてあるじゃないか。シンメは苦笑いしていた。
11:15発なのが結局11:45くらいに羽田を出て、12:50には旭川に到着していた。定刻通り。
え!? という感じだったのですが超〜追い風だったようです。
旭川、雪深い、めちゃビビる都民。

旭川空港→JR旭川駅

  • 空港路線バス ひとり630円
  • 13:10〜14:00(時刻はだいたいです)

割と飛行機の座席が後ろの方だったのにも関わらず、「なんとしても絶対にバスに乗らなくてはならない」という本能が働いたおかげでまっすぐバスのチケットを買い、すぐに来たバスに乗ることが出来ました。次40分後だよとか言われても凍死する未来しか見えなかった。
旭川まで、めちゃ牧歌的……な雪……雪! 雪!!! 景色を楽しみつつ、北海道の建築物に「すばらしく機能的だ……」と感動しつつ*2旭川駅へ。

JR旭川駅→JR札幌駅

  • 特急カムイ ひとり5,220円(別に指定席代払った気がする)
  • 15:00〜16:25

風景の何もなさにビビり倒すなどしていた。試されすぎている。
旅しすぎているのでぜんぜんコンサート行く気分にならない。

JR札幌駅→福住駅

特に何も書くことはない。札幌駅のあまりの都会さに泣いた。

帰り

JR札幌駅→新千歳空港駅

札駅の大丸にトムフォード様が入ってて、限定のバッドアスがあってめっちゃTUしてもらいたかったけどこらえた。イエベ春なので……でも好きな色つけたくない? バッドアス欲しい。でも冬ソレイユも欲しいので我慢。
ポケセン札幌に行ったら可愛い感じのカメックスが売っており、よしゆき〜って言いながら買った。よしゆきはカメックスじゃないけど、利樹ちゃんがよしゆきのことカメックスって言うから……。突然バリスティックの話をしだすオタク。BOTのアクスタとともに旅してたのですがよくシンメは怒らなかったな……と思う。シンメはやさしくていいやつです。世界観爆破セレモニーをするわたくしです。

春秋航空 新千歳空港→成田

  • スプリングプラス ひとり23,430円
  • 17:15〜19:00

LCCとか人生で一回しか乗ったことが無く、何があるかわからなかったため15時には新千歳空港入りしておりました。
16:30くらいから搭乗手続き開始、手荷物検査を終えて搭乗口で待っとけ! みたいな感じでした。
LCCのあのどこまでも歩かされる感じ、ずっと試される大地にいるみたいだった。

JR線 成田空港→新宿

  • NEX 3,250円

帰りは成田から何も考えず新宿までNEXを使って帰ってきちゃったわけですが、もしかしたら旭川から帰ったらよかったのかも……しれない……。いっそ旭川に宿を取って、旭山動物園とかに行ったらも〜っと旅した感、あったかもしれない。

行きに使った金額 20,590円

帰りに使った金額 27,830円

金で時間を全然解決してない。そんな感じ。

札幌行くことになったけど飛行機がないよ! という人に届けばいいな。
来年、嵐は国立のあと多分ワールドツアーな気がするし、そもそもLDHがパーフェクトイヤーで、偽義経やジョン王などもあり、オタクたちはどうしたらいいのでしょうか。なにもわからない。

*1:ちなみに落選したので払い戻しした、虚無

*2:札幌だとあまり気にして見られないような気がする

いつも夢できみを つづき

具体的に言うと2020年12月31日まで世界は終わらないということです。
そこから先のことは、あんまり想像したくない。今はまだ。

 


その日はたまたま、このブログでもよく名前を出す葉担のシンメと朝から(前日の夜にしこたまUNITED JOURNEYを見せてから)行動を共にしていて、ひとつ区切りがついた日でもあったので2人で打ち上げをしていました。
年末からの胃炎がようやく明けて、ようやく肉やら魚やら自由に食べられるようになったので(2kgくらい痩せた!)酒盛りです。といっても彼女はお酒が飲めないので酒を飲むのは私だけなのですが。
やりきった後に飲むお酒が最高に美味しいってことにこの1年ちょっとで学び、ザブザブ飲んで、いい感じの疲労感に包まれ出すと、オタクはなんとなくスマホを手に取ってしまいます。
実はそれの15分くらい前からリア友やらグループトークやらで「大丈夫?」なんて色んな人からLINEが入ってきており、ついに炎上したのか、もしくはまたやったのか*1、とかぼんやり思っておりました。
見る、友人の手を取って、抱き締める、それを伝えていいか確認する、スマホを見せる、友人が絶句する。


……開口一番、2人して「まあこんな日はいずれ来るのは解ってたよね」という言葉を互いに口にして、余りにも一言一句同じだったものですから、少し笑いました。彼女とはそんな話一度もしたことないのに、思考の同期が取れていたことが嬉しくて、そこに安心してしまいました。
その後、ああでもないこうでもないと話を揉んで、とりあえずは「今日ふたりでいれてよかったね」という結論に落ち着いて、なんともなしに別れました。

この話の終着地点としては、グループがどうっていうよりその時友人といれてよかった、というただの日記です。


ショックです。俄然受け入れる方向で脳みそは働いておりますが、思考と感情の同期は上手く取れておりません。そういう人がほとんどだと思うし、それを慣らしていくために用意してくれた期間だということも理解しています。なんて誠実なんでしょうか。なんて誠実なグループを選んだのでしょうか。拍手喝采です。でかした、よくやった自分の人生。
私はたぶんこれからも翔担で嵐担です。ジャニオタとは少し違う形になりましたが、その根底にあるものは†我櫻井翔一生愛†です。受け入れるまでの時間が欲しい、いや用意してある。どうしよう。だって「必ず帰ってきます」なんだって。あんなはっきり言う? 万全すぎて言うことが何もない。

 

いずれ、いつかの未来だったもの。私の想像の中では、もっと幕引きは唐突で、取り返しのつかないようなもので、その道は花道なんかではありませんでした。我々の目には花道に思えても、傍目からみたらもっとひどいものを、ひどいものを背負って歩かされるんだろうなと思っていました。
それに比べて、現実の華々しさはどうしたものか。こんな時でも褒めることしか出来ない。オタクなんだなあ。

 

でもまだ全然ちゃんとできてない!

出来る日は来ないと思います。その時になってみないと解らないと思います。

 

とりあえずは。
「いざ、共に、未来へ」、前を向くべく、美味しいもの食べてゆっくり寝ます。

今日の夕飯は油淋鶏。

イエベ春は、ColourpopのIRLを目にぺぺっとつけて、チークはメロンポップをつけて、リップはあんまり色のつかないものにすると、自然なオフィスメイクが出来ます。最近買ってよかったコスメはトムフォードのレオパードサンです。今はユースケくん*2がつけてたマキシマイザーのラズベリー……はタッチアップしたら全然だめだったから、なんか他の色欲しい。次の現場はSOWFC限。たぶん10日も直販で探して入る。楽しい!

……という日記でした。

*1:推し……

*2:唐突に超特急

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新しい色で明日を描こう

最近、自分がジャニオタとして一番活発だった2014年頃の記事を読み返して、昔の自分は頑張って感想を書こうとしていたんだなあとちょっと感心しました。
それはなにより自分がド新規なりに見て感じたものを残したくて、ド新規でも胸張って嵐担翔担やってますと言いたかったから、とこのブログを始めた頃のことを少し思い出しました。

当時、就活に失敗して震災があって、それでもなんとか就活を続けてなんとか会社に入ることができました。大学で学んだことも自分が興味を持っていたこともまるっきり関係ない全くと言ってもいいほど興味のない業界で、やっていけるのか不安しかない時に友人に連れて行ってもらったのがBeautiful Worldでした。
そも、黄金期を知っているし、ずっとニノのことは大好きでどんどん活躍の場を広げていく嵐をこの目で見るまたとない機会だったので、社会科見学としてふらっと国立に行って、出てきたら潤くんが好きと言って帰ってきたことを昨日のように覚えています。終電ギリギリの青山をふらふら歩いて、渋谷との境目あたりにあったティッシュかなんかの潤くんのポスター見て「潤くんいる!」って叫んだことも覚えています。
昨日のように覚えているくせに、そこから1週間経って友人に「私翔くんが好きかもしれない……」と打ち明けるまで何をしていたかはよく覚えていません。友人から布教用としてプレゼントされたTimeを見て、「ソファマジちゃれえな〜!ww やっぱ潤くん神だわ」と思った記憶はあるのですが、それで一体何がこうなってどうなっているのか詳細なディテールがまるっきりすっぽ抜けていて、正直この7年間自分を疑い続けています。
唯一覚えているのが、その頃ギリギリ上映してた神様のカルテを2回だか3回見に行ったことくらいです。
どう考えても神様のカルテ落ちの翔担なんですが、あの時『栗原一止』という役をどういう気持ちで受け止めていたのかはやっぱり思い出せません。
思い出せないくらい衝撃的だったのかな。それまで自分の中での翔くんというと……これもやっぱり思い出せず、ジュニアの時は小うるさいお兄ちゃんくらいの印象だったんですけど、翔くんって私にとってモノリスみたいなもので、前世(翔担になる前)と黎明期の記憶が何もない。一切ない。びっくりするほど、ない。

翔担になってからの記憶はおそらくけっこう鮮明にあります。
その頃、嵐にどんどん新規ファンがついていっていたこと。
指を指されたわけではないけど、新規と呼ばれて居心地の悪い気持ちになったこと。
それでも自分の担当が自分の言葉で何かを書くことを良しとしているのだから、自分も真似をしてみようとしたこと。
翔くんに憧れて、担当が好きそうなものの勉強を一通りして、それをすべて自分なりに解釈して発信している翔くんは素晴らしくて鬼のようにかっこいいということ。
ジャニーズの城は案外居心地が良かったということ。
一生東京ドームなんか行かないんだろうな、とライブハウス止まりだった自分が東京ドームや国立競技場の景色を見たということ。
仕事がつらかったこと。苦しかったこと。それでも嵐が、翔くんがいたから頑張れたこと。
翔くんをきっかけにして、自分の世界がこの7年でぐんぐん変わっていったこと。

きらきら反射するスワロフスキーの横断幕を見て、自分の(ほぼ)半生を遡りました。
この7年、私は嵐と一緒に駆け抜けてきたし、これからも、自分がどこに行ったとしても嵐は人生のどこかしらにい続けるということ。いなくならないということ。嵐がいるからどこにでもいけるということ。
自分の人生が一冊の本だとしたら、嵐は多分小口染めで、どのページを見ても嵐がいるんだろうなということ。
5人が話した内容も感動的でしたが、うっかり自分のこれまでとこれからも結構捨てたもんじゃないなとか、そんなことを思いました。
数日後の今、胃炎*1になっているわけですけど、年末年始で治して来年の嵐としか言いようのない嵐の嵐(?)に備えたいです。

あとファンが感傷に浸ってるところに『少しは、恩返しができたかな』の応酬でコントにしていく磁石はやっぱり推せると思いました。ふざけるところが磁石らしくてあまりにも好きです。
あとバルコニーの客席がよく見える席で、よく見えすぎてあの白くて目立つ人……オフホワイト着てる……あっうわ……(理解) でした。
今年旬くん*2に一度も会えずじまい*3だったので同じ空気が吸えてよかったです。よかったのか?

そういえば、映画ハチクロ公開時、「ハチクロゲド戦記かどっちを見るかジャンケンで決める」という勝負に負けてゲド戦記を見て寝た記憶があります。あれは悔しかった。でも竹本くんを見て「翔くんかっこいい」って思ったかな。たぶんないな。

*1:胃炎だけどジェネ高の亜嵐犬玲於犬ぬいぐるみマスコットは取った

*2:誕生日おめでとうございます

*3:トータルでさのれおPERFECT YEAR2018だった

12/2 18:00 ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 「untitled」

untitledに参加してきました。

今日の感想を書くにあたって、今年の自分の私生活の激動っぷりがどうしても挟まってしまうのでどうしようもないなあという感じです。
やっぱりとにかく嵐は最高で素敵なグループですね。自分のジャニオタとしての活動が嵐から始まっているので、この人達から離れることは無いのだろうなと再び感じることが出来て、その感覚は他には得難いもので、「他には得難い」って言うのが実感として伴うのがやっぱりすごくて……と考えれば考えるほどドツボにハマるくらいとてつもないエネルギーを感じるコンサートでした。

例によって途中で息切れしておりますが、ツアーも始まりたてで曲名をやんわり伏せる(ぼんやりとしか伏せてません)と以下の通りです:

  • 気合入れの声の回数が随分多かった
  • メインステが見えない席だったのでぬるっとはじまってびっくりした
  • ペンライトが赤から緑に変わる瞬間の空気
  • 爆発するくらいのエネルギーからテンション高めの曲へ持っていく力強さ
  • お久しぶりの曲でもっと大爆発
  • お久しぶり中の挨拶で喉が枯れ、それでも叫んでしまいたくなる楽しさ
  • ユニット曲①の意味の解らなさ
  • ユニット曲①の途中で、「あ、今これなら次アレじゃん?」と気付いてしまった時、ステージ上では男と男が猛烈なまでの勢いで絡み合っていた
  • なんだこの曲……
  • 隣りにいた友人(相葉担)「Space Catだ……」とてもわかる
  • ユニット曲②で自分の視界のなかでスッ……と入ってくる自担のお尻の安心感
  • どういう演出で来るのかなあと思っていたのですが、【本編終わり一個前のあの曲】がド直球ミュージカルとするならばこちらはそれをアレンジしたことでおなじみのウエスト・サイド・ストーリーだな……と今書きながら思い、構造の複雑さに唸るとともに松本潤さんの存在を讃えたい気持ちでいっぱいになっています
  • からのユニット曲③だったわけですが、ちょっと古めかしい見せ方と今の流行の最先端を行く感じの混ぜ方の絶妙さ加減が素晴らしいの一言に気付く
  • 二宮和也さん、あなたは、本当に心底自分の求められているものに反応するのがうますぎます。ド直球の二宮和也を浴びてキャーも言えないほどに凍りつくあの時の寒気は病みつきです。好きです
  • そして2曲前のことを思い出すオタク「あっ……これ……えっ……次……」
  • LINEで繰り広げられる電車男
  • こういう類のキャラクターを演じる時、5人中4人がそういう人種とはかけ離れているのでかなり「フィクションの中のそれ」感が出てしまい、それもまた面白いところではあるのですが、内容の古めかしさも相まってなかなか味が濃い仕上がりになっていて、さすがスイーツ部は違うぜ、などと
  • 三者三様に気持ちが悪くてアクが強くて、まさに「untitled」の中の【ユニット曲④】のありかたそのものであると感じました。全てが複雑に絡み合っているのでこれを考えている松本潤さんは、以下略
  • なんでこの類のアテレコがうまいんだろう翔くんって
  • たぶん発声の仕方がうまいんじゃないでしょうか
  • 「あ〜っ! うわ〜! サイコーwwww あっ、翔くんが泣き虫をビームサーベルに……今日日そんな人いなくない? というかそういう世界観だったんだ? あっ落ちた!

監督あの人落ちました! あ〜っ、あっ、あっ……あっ……すごい……本気の“それ”……なるほどねそう………………………??????????????wwwwwwwwwwww」

  • 今日は雅紀が【ユニット曲①】でさまざま(ニノちゃんのせいでイヤモニ外れる、あせっちゃう相葉さん、ニノちゃんは相葉さんの意外にせっかちな点を口にするのが好きだなというあったかムード)あったせいでメガネかけっぱなしで変貌を遂げてしまいそれを潤くんに叱られる。こちらサイドといたしましては、そういう嗜好の、いわゆる加虐心を撫でる方向性のキャラクターであるのだなと考えましたので、それはそれでオッケーだと思いますMJ監督、どうかお許しをMJ監督
  • 智のはみ出たワキ毛
  • それを笑ってる翔くんの撫でている肩と90年代の“それ”の衣装のミスマッチさがすごい。実のところ一番クセがすごい
  • くたびれてる翔くんは本当に輝いてる
  • 「wanna be make love」を着替えコーナーのモニタで見てキャーってする翔くんの図の強烈な磁石
  • なんだったんだこのコーナー、という感情から浮かび上がる「untitled」感
  • 「untitled」感、それは、古い時代のインターネットの「よろずサイト」感
  • 「untilted」感、それは、とくに意味もなく、ないし意味をこめ過ぎて作ってしまったものに対しての「どうすんだよこれ……でも一応作ったし無題というタイトルで自信はあるし見て欲しいし」って時につけるタイトル感
  • ジャンクション映像での相葉さんの息遣いと声の抜きかたが「スターナイト・ヒーリング」の長谷川博己さんを彷彿とさせる
  • 臨兵闘者皆陣烈在前的なフリはいつ見てもいいですね、出来るかどうかはおいておいてやってみたくなってしまいます
  • ここで着ている衣装の上着のひらめき方が猛烈に美しい
  • さっきまでがアレだったせいでギャップにグラッとするのですが、ジャニーズ事務所は「逆冷水ぶっかけ」のバランスがめちゃくちゃうまいなと思いました
  • 脱ぐの!? なんて豪華な衣装の使い方なんだ
  • サテンのシャツで歌うここの曲は大人の男って感じがしてさっきまでのアレが全部消し飛ぶ
  • あ〜〜〜〜っ!!! 【カップリング曲】!!! 聴きたかった曲!!!!! やってくれるの!!!!!! うわ〜〜〜〜!!
  • からの【個人的に思い入れのありすぎるときめき大爆発の曲】は素晴らしすぎる
  • 今は2014年なのかな? と思いつつ、フリをしたり、翔くんが今日はなんだか片足をひょいっとコメディのように上げがちだったのが可愛かったです
  • Japonismで見たときより全然ムービングステージが揺れなくなったので、双眼鏡も構えやすいしなにより翔くんがすごく跳ねていたなあと感じました
  • MC。グッパージャス(嵐が『グッパージャス』地域で育っているんだなというのが嬉しい都民)方式で4対1で雅紀がソロMCをすることに。グーとパーで別れた意味がまるでない
  • (#'◇')昨日スイーツ部の部長から怒られたので今日はケーキを鼻血出そうになりながら3つ食べたのに部長全然食べてないの!
  • ( '◇')あとはそれぞれ宣伝しま〜す。櫻井くんのラ……ラプンツェル
  • (`・3・´)ラプンツェルはマジでやめて
  • 今回アルバムの中で最も聞きたかった曲、入る前の曲のリミックスもだし、なにより演出もすごかった。カメラがどうなっているのかとか、空撮カメラの解像度。モニタに映し出されている映像はPerfumeのSTORYのようでしたが、ちょっとあれの謎が知りたい。どの位置にカメラがあってどうなってるのか? など。Perfumeは2年半前の映像ですがあれをドームの規模でやる意味の解らなさ・一体どういうことなのをちょっとメイキングで語って欲しい。正直今回一番楽しみで、一番かっこよかったと思ったので早く明日にでも円盤出てほしいです
  • 【玉転がしの曲】同じ衣装を来たJrくんたちがワラッと出てきてCMの球のようになるのは人力とジャニーズイズムを強く感じてめっちゃ好き
  • 【抽象的な曲】抽象的なタイトルで普遍的なものと嵐という存在についてを絡めて歌っているのかなと聞いている段階では思っていたのですが、5人の衣装の白さ・(少ししか見えなかったけど)スクリーンの映像の教会っぽさ・Jrの衣装などから「彼らは本当に神の御使いのようにそばにいる存在なんだな」ということを明示されてとてもよかったです。そういうあり方をしていてくれる5人がますます好きになりました。ステージと客席で明確に線引きはされているのですが、そうじゃなくて、同じ空気吸ってる感というか。同じ空見てる感というか。その距離感を保ってくれる嵐がやっぱり一番大好きだ、と泣きそうになりました
  • ここから先の数曲のことはあまりよく覚えていない*1
  • その中で【大好きなエモ曲】をやってくれたので嬉しかった
  • 【久々?のあの曲】今回のセットリスト、痒いところに手が届いてる感じと、総合的に見てタイトルのつけにくい感じと「untiltled」感が強くて好きです。欲を言うならSakuraもやってほしかった(欲深いオタク)
  • 【ここでそうくるか】のあとに【本編終わりの一個前の曲】をもってくるのは、もう途中からうっすら解っていたのに、実際やられるとぐっと来ますね
  • ユニット曲①の組と②の組で別れているのはここの譜割りへの伏線なのだなと思うとコンサートありきでつくられたアルバムというのがすごくよく解って、その作り込まれっぷりに松本潤さん以下略
  • 見せ方として、ミュージカルというかララランドって本当に流行ったんだな〜っと思いました。ララランドは見てないのですが見せ方として大好きだということが今年「Man About Town〜Puttin' On The Ritz」(ヤンフラの)のおかげで解ったのでもっとこういうのもやって欲しいです。「untitled」全体的にそれっぽかったのも好きだと感じる一面なのかもしれないです
  • 嵐について考え事をしすぎていて挨拶の内容が吹っ飛んでいます
  • からの【リード曲】は、DIGITALIANの「キミの夢を見ていた」を髣髴とさせるような、この先もまだ続いていくんだというのが解るような仕組みでやっぱり松本さん略

忘備のために書き出しましたが思い出したらまた書くことにしましょう。
この後、お察しくださいな出来事があって正直全部吹っ飛んでしまいました……隣で猛攻を受けて立ち上がれなくなった友人の姿は見たことがあるものの、いざ我が身に降り掛かってみると本当に立てなくなってふぁ〜って思うもんですね。直撃ともなるとちょっとダメージがでかくて、はあ……。

入るたびに思いますが「一生この人達は我々を裏切らないし私が離れることもないんだな」とか「グループ数あれどやっぱり嵐(と自担)が一番」と思わせてくれて、惚れ直させてくれる嵐は偉大です。まとめてしまいましたがこの感覚がある限り私はずっと嵐メインの嵐担なのだと思います。
また、繰り返し書いてしまいましたが、アルバムとコンサートの見せ方が複雑に絡んでいて、松本潤さんの頭の中ってどうなっているのかと思いました。その度に松本潤という人間を好きになります。そもそもジャニオタになるきっかけが潤くんなので、本当に潤くん大好きだなすごいなと思います。翔担なんですが松本潤のことを本当に尊敬しています。あんなに気を使ってもらって、こんなに幸せにしてもらって、嵐のファンでよかったと思いました。

ここから先は本当に私情ですが、実のところ去年の夏頃から体調を崩し、今はかなり良くなりましたがまだ治療を続けています。
ショックな出来事も多発し発生させたりもしたおかげでかなり記憶が抜け落ちたりしています。その頃に参加したものの楽しい思い出そうとしても辛いビジョンが浮かんで思い出せないのが結構しんどかったりします。
そんな中NOROSHIと関ジャニズムツアーでやっと自分がずっと無理をしていたことに気付き、冬の終わりから活動をして春の最中に決まりが出て慌ただしい生活を送ったりしていました。
こういうのも新生活って言うのでしょうか。結婚とかそういう大きなライフイベントではないので些細ですし「逃げ」だと言われたらそれでおしまいかもしれません。きっとこういう話をアイドルの誰かにしたならば、「続けることにこそ意義があるんだよ」と声をかけてくれたに違いありません。いつの誰のラジオか忘れましたが、やっぱりこういうような悩みにそう答えていたことをよく覚えています。
結果としてそれが決定的な呪縛になったとは言いませんが、頑張っている人を見続けるのに自分が頑張らないでどうすると強く思い続けていたのが自分の精神にはあまり合わなかったんじゃないでしょうか。もしくは「続ける」というステージに立たせる以前の問題だったか。
私は、自分から逃げたくなかったので決まりをつけました。ずいぶん長くしていなかったのではじめはガッチガチだったのですが、やっと最近肩の力が抜けてきたように思います。
そういうタイミングでこの「untitled」に参加することが出来て、今はコンサートがどうの、というよりも参加することが出来て嬉しい気持ちがいっぱいです。そりゃ参加出来たら当たり前のように毎年嬉しいのですが、特に今年は大変だったので喜びもひとしおっていうやつです。多分ご褒美だったんだな、と思うことにします。
ひと一人の人生にタイトルをつけることは難しいし、コンセプチュアルなものにも「タイトル」という枠組みになるとかなり絞られてきて難しい。それでもその中で「好きに生きている」と思えるような、そんなアルバムです。めちゃくちゃなところも、乱暴で。笑

あと関係者席でめっちゃうちわをメンバーに向かって扇いでる黒い人がすごい目立ってましたネ〜〜

*1:お察しください