おつかれさまでした

LOVEツアー、おつかれさまでした。
ムビステが止まったり音響に不備があったり福岡初日のまさかのアクシデントがあったりで、期間が短いこともあってジェットコースターみたいなツアーでした。
(傍目から見てて)

結論から言うと、とってもシンプルでいいコンサートだったとしみじみ思います。
去年のPopcornツアーがわりとゴテゴテしいというか、それこそ始まる前に舞台装置をずっと眺めていて楽しいみたいなそういうステージだったと認識しています。
なので、実際入ってみて花道とかメインセンターサブステージがあまり装飾されておらずにちょっと驚きました。
でも始まってみたらとても濃密な3時間だし、むしろこっちのが嵐に集中できていいなあ、なんて事を思ってみたりもしました。
コンサート始まったら別のところなんて見ちゃいないのに、なんだか不思議です。
内容についても同様に、LOVEという非常にシンプルで力強い単語について十分すぎるほどやり取りし合えたような気がします。
伝えたいテーマがどストレートだからこそ受け取りやすかったというか。
今の嵐のスケールの中で描かれる最上級の「LOVE」でした。
「愛し合おうぜ!」と最初の挨拶で翔くんが煽ってましたが、終わってみて、愛しあったなー! と非常にこっ恥ずかしい事を……それこそコンサートの時でもないと思えないような事を思いました。翔くんじゃないけれども。

あと、DVDの中にいた「昔の、若いころの嵐」を見ている気分にもなりました。
というか、アリーナツアーを見ているような感覚に似ていたように思います。
私は嵐のアリーナツアーに行ったことがないので完全に雰囲気こんな感じ? くらいのニュアンスなのですが。
物理的な距離はたしかに遠かったのですが、そんなものはまったく気になりません。
Popcornでゆるく突き放された感じがしていて今年のツアーが怖かったのですが、しかし手を離れた嵐が嵐のままでいてくれて本当に良かったです。
今までの延長線上に目の前にいる嵐があるんだなぁ……と。
歴史が地続きであるのを実感できたというか。確実に変化しているのにも関わらず、我々が慣れ親しんだ嵐の姿を、このコンサートの中で見た気がしました。

何があったって 今が最高って 言えたら
それでいいんじゃない?

Rock Tonightの歌詞を引用しましたが、このフレーズが実は裏テーマだったのかなぁ、
なんて思いながら、これから始まる怒涛の年末番組ラッシュに備えたいと思います。