7/27 マクベス@PARCO劇場

お久しぶりです。7月中はlynch.に行ったりマクベスに行ったりしていました。
そういう訳でジャニーズ関係無いですが友人の代打で佐々木蔵之介さん主演の「マクベス」を観てきました。
マクベスという話については昔からあるものなので特にネタバレに配慮などは致しません。

一言で言うと、「不思議なものを見た」。
多分ストーリーを追うとかそういう事では無いんだと思います。
見てから1週間ほど経ちますが、今となっては「あれって『シェイクスピアマクベス』だったのかなあ」という考えに至ってしまう始末で……。
あくまで、精神病の患者と医師と看護師の舞台でたまたま患者(=蔵之介さん)がマクベス口走ったからこの舞台のタイトルはマクベスなんです、というか。
自分でもこの感情についてさっぱり説明することができないのですが、ただこの1週間何回も何回も「あれってなんだったんだ」と想起してしまうので、つまるところ私の心はあの舞台に囚われてしまったんだとそういう事なんでしょう、おそらく。笑
喜怒哀楽のうちのどの感情にも当てはまらない類の「面白い」舞台でした。
パンフレットも買ったのですが、まだ読めてません。読んだらこの感想も少し変わるかもしれないですね。

お芝居について言及すると、いやもう蔵之介さんの腰つきのやらしさったらなかったですよ。ガン見でした。
役者さんって、何にでもなれるのはもちろんのこと、触れるもの・指差したもの・見つめるものに魂を吹き込むことが出来るんですね。車いすが玉座になり、バスタブが天蓋付きのベッドになり……。
表現することの奥行きについて、改めて「凄いな」と圧倒されました。

今年は舞台にこれから最低4回は行くので(……)よく考えて見れば舞台イヤーかもしれないです。
去年がコンサート三昧だったのですごく新鮮です。楽しみだなあ。
友人へ、貴重な機会をくださってありがとうございました!

(タイトルに「ジャニオタ社会科見学」付けるか迷いました)