CRISIS #4

ちょっと話の持って行き方に「?」となったところもあるけど、通り過ぎちゃえるくらいの程度だなあと思う。思うけど最後諦めて爆発しちゃうのはおいおいそれは大丈夫なのかよと感じた。

「危機」というタイトルを冠したドラマなので、あそこで諦めることこそ、特捜班(とCRISISの中の日本)今直面している問題を描いているんだ……という受け取り方も出来るけど、それは深読みかドラマを一気見しないと解らないんじゃないかな。

とはいえ、私はこのドラマが好きで楽しみなので来週からも楽しく見ますけども、ちょっとやっぱり爆発が唐突だったかもしれない。

つらつら書いたけどそんなこともう10年前に履修済でしてよ、SPをリアルタイムで見てた時のヤキモキ感を思い出す。
今じゃ劇場版に続くのを「ディケイド」なんて揶揄したりするけど我々はその1年前に「西島くんは残念だったね」「大義のためだ」を乗り越えてきてるんですよ!!!非分泌型のなのかもしれないんですよ!?何があっても泣くんじゃない!

普通に感想

  • 今回の悪い人、「石立」と「石黒」でストーンズということなんだけど石立とはつまり石川くんと立花くんを想起させるネーミングでにやっとしていいんですか先生
  • 小説版読んでも思ったけど特捜班メンバーが想像の100倍仲が良くてフアッとする。うれしい
  • 田丸さんは「その時誰が隣りにいるかが大事」と言うけど果たして田丸さんの隣には誰も居ないわけで、実のところ田丸さんこそ……って勝手に考えてる
    • 今MOZUSeason2見てるから西島秀俊の一挙一動にハラハラするだけかもしれない
  • 最初稲見田丸コンビが配置されてたけど今週は他の組み合わせ(田丸大山・稲見樫井)も見れてよかった
  • そんな田丸さんがかけてくれた言葉を「いいな」って思う子にそのまま言っちゃういなみあきらくん
  • 2話ではドロレス達のことについて「そっとしておいてあげる」ことが出来、3話では少年たちの行方とその無念について察することが出来、今回も人にきちんとした言葉を与えることの出来る稲見くん(ちゃんとジンジャーエールを頼んだ)はすごい立派な人という描かれ方をしている気がする
    • 石川くんが人生に対して結構投げやりだったのでやっぱりどうしても石川くんと稲見くんを対比して考えてしまう。当て書だというところも踏まえて、一人の人間の陰と陽的な。この考えからは逃れられない、好きだから
  • 稲見くんがある意味人間じゃないのだとしたら田丸さんこそ人間で、だからこその揺らぎが今後あるんだって考えてるけど考えてるだけ
  • むしろ田丸さんだけがマトモな神経をしていたとしたら
  • おにぎりのくだりはやっぱり甘いなとしか言いようがないけどそういう風にわざとやっている……んだよなあ。心配
  • 言うことを聞かない警護対象(遠い目)
  • この話(CRISISという話全体)もともと映画だったのかなということをぼんやり考えた
  • 1話から4話にかけての稲見くんの内面の変化が女性とのシーンにすべて集約されてるんだけどこの人やっと子供に戻れたのかなとかそんなことを考えると小説で「天使」と呼ばれているのも納得
    • (だからちょっとそのバーは危険だから逃げて)
  • 次回予告ですべての記憶が飛んだ

もう一度見返してきます……