12/2 18:00 ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 「untitled」

untitledに参加してきました。

今日の感想を書くにあたって、今年の自分の私生活の激動っぷりがどうしても挟まってしまうのでどうしようもないなあという感じです。
やっぱりとにかく嵐は最高で素敵なグループですね。自分のジャニオタとしての活動が嵐から始まっているので、この人達から離れることは無いのだろうなと再び感じることが出来て、その感覚は他には得難いもので、「他には得難い」って言うのが実感として伴うのがやっぱりすごくて……と考えれば考えるほどドツボにハマるくらいとてつもないエネルギーを感じるコンサートでした。

例によって途中で息切れしておりますが、ツアーも始まりたてで曲名をやんわり伏せる(ぼんやりとしか伏せてません)と以下の通りです:

  • 気合入れの声の回数が随分多かった
  • メインステが見えない席だったのでぬるっとはじまってびっくりした
  • ペンライトが赤から緑に変わる瞬間の空気
  • 爆発するくらいのエネルギーからテンション高めの曲へ持っていく力強さ
  • お久しぶりの曲でもっと大爆発
  • お久しぶり中の挨拶で喉が枯れ、それでも叫んでしまいたくなる楽しさ
  • ユニット曲①の意味の解らなさ
  • ユニット曲①の途中で、「あ、今これなら次アレじゃん?」と気付いてしまった時、ステージ上では男と男が猛烈なまでの勢いで絡み合っていた
  • なんだこの曲……
  • 隣りにいた友人(相葉担)「Space Catだ……」とてもわかる
  • ユニット曲②で自分の視界のなかでスッ……と入ってくる自担のお尻の安心感
  • どういう演出で来るのかなあと思っていたのですが、【本編終わり一個前のあの曲】がド直球ミュージカルとするならばこちらはそれをアレンジしたことでおなじみのウエスト・サイド・ストーリーだな……と今書きながら思い、構造の複雑さに唸るとともに松本潤さんの存在を讃えたい気持ちでいっぱいになっています
  • からのユニット曲③だったわけですが、ちょっと古めかしい見せ方と今の流行の最先端を行く感じの混ぜ方の絶妙さ加減が素晴らしいの一言に気付く
  • 二宮和也さん、あなたは、本当に心底自分の求められているものに反応するのがうますぎます。ド直球の二宮和也を浴びてキャーも言えないほどに凍りつくあの時の寒気は病みつきです。好きです
  • そして2曲前のことを思い出すオタク「あっ……これ……えっ……次……」
  • LINEで繰り広げられる電車男
  • こういう類のキャラクターを演じる時、5人中4人がそういう人種とはかけ離れているのでかなり「フィクションの中のそれ」感が出てしまい、それもまた面白いところではあるのですが、内容の古めかしさも相まってなかなか味が濃い仕上がりになっていて、さすがスイーツ部は違うぜ、などと
  • 三者三様に気持ちが悪くてアクが強くて、まさに「untitled」の中の【ユニット曲④】のありかたそのものであると感じました。全てが複雑に絡み合っているのでこれを考えている松本潤さんは、以下略
  • なんでこの類のアテレコがうまいんだろう翔くんって
  • たぶん発声の仕方がうまいんじゃないでしょうか
  • 「あ〜っ! うわ〜! サイコーwwww あっ、翔くんが泣き虫をビームサーベルに……今日日そんな人いなくない? というかそういう世界観だったんだ? あっ落ちた!

監督あの人落ちました! あ〜っ、あっ、あっ……あっ……すごい……本気の“それ”……なるほどねそう………………………??????????????wwwwwwwwwwww」

  • 今日は雅紀が【ユニット曲①】でさまざま(ニノちゃんのせいでイヤモニ外れる、あせっちゃう相葉さん、ニノちゃんは相葉さんの意外にせっかちな点を口にするのが好きだなというあったかムード)あったせいでメガネかけっぱなしで変貌を遂げてしまいそれを潤くんに叱られる。こちらサイドといたしましては、そういう嗜好の、いわゆる加虐心を撫でる方向性のキャラクターであるのだなと考えましたので、それはそれでオッケーだと思いますMJ監督、どうかお許しをMJ監督
  • 智のはみ出たワキ毛
  • それを笑ってる翔くんの撫でている肩と90年代の“それ”の衣装のミスマッチさがすごい。実のところ一番クセがすごい
  • くたびれてる翔くんは本当に輝いてる
  • 「wanna be make love」を着替えコーナーのモニタで見てキャーってする翔くんの図の強烈な磁石
  • なんだったんだこのコーナー、という感情から浮かび上がる「untitled」感
  • 「untitled」感、それは、古い時代のインターネットの「よろずサイト」感
  • 「untilted」感、それは、とくに意味もなく、ないし意味をこめ過ぎて作ってしまったものに対しての「どうすんだよこれ……でも一応作ったし無題というタイトルで自信はあるし見て欲しいし」って時につけるタイトル感
  • ジャンクション映像での相葉さんの息遣いと声の抜きかたが「スターナイト・ヒーリング」の長谷川博己さんを彷彿とさせる
  • 臨兵闘者皆陣烈在前的なフリはいつ見てもいいですね、出来るかどうかはおいておいてやってみたくなってしまいます
  • ここで着ている衣装の上着のひらめき方が猛烈に美しい
  • さっきまでがアレだったせいでギャップにグラッとするのですが、ジャニーズ事務所は「逆冷水ぶっかけ」のバランスがめちゃくちゃうまいなと思いました
  • 脱ぐの!? なんて豪華な衣装の使い方なんだ
  • サテンのシャツで歌うここの曲は大人の男って感じがしてさっきまでのアレが全部消し飛ぶ
  • あ〜〜〜〜っ!!! 【カップリング曲】!!! 聴きたかった曲!!!!! やってくれるの!!!!!! うわ〜〜〜〜!!
  • からの【個人的に思い入れのありすぎるときめき大爆発の曲】は素晴らしすぎる
  • 今は2014年なのかな? と思いつつ、フリをしたり、翔くんが今日はなんだか片足をひょいっとコメディのように上げがちだったのが可愛かったです
  • Japonismで見たときより全然ムービングステージが揺れなくなったので、双眼鏡も構えやすいしなにより翔くんがすごく跳ねていたなあと感じました
  • MC。グッパージャス(嵐が『グッパージャス』地域で育っているんだなというのが嬉しい都民)方式で4対1で雅紀がソロMCをすることに。グーとパーで別れた意味がまるでない
  • (#'◇')昨日スイーツ部の部長から怒られたので今日はケーキを鼻血出そうになりながら3つ食べたのに部長全然食べてないの!
  • ( '◇')あとはそれぞれ宣伝しま〜す。櫻井くんのラ……ラプンツェル
  • (`・3・´)ラプンツェルはマジでやめて
  • 今回アルバムの中で最も聞きたかった曲、入る前の曲のリミックスもだし、なにより演出もすごかった。カメラがどうなっているのかとか、空撮カメラの解像度。モニタに映し出されている映像はPerfumeのSTORYのようでしたが、ちょっとあれの謎が知りたい。どの位置にカメラがあってどうなってるのか? など。Perfumeは2年半前の映像ですがあれをドームの規模でやる意味の解らなさ・一体どういうことなのをちょっとメイキングで語って欲しい。正直今回一番楽しみで、一番かっこよかったと思ったので早く明日にでも円盤出てほしいです
  • 【玉転がしの曲】同じ衣装を来たJrくんたちがワラッと出てきてCMの球のようになるのは人力とジャニーズイズムを強く感じてめっちゃ好き
  • 【抽象的な曲】抽象的なタイトルで普遍的なものと嵐という存在についてを絡めて歌っているのかなと聞いている段階では思っていたのですが、5人の衣装の白さ・(少ししか見えなかったけど)スクリーンの映像の教会っぽさ・Jrの衣装などから「彼らは本当に神の御使いのようにそばにいる存在なんだな」ということを明示されてとてもよかったです。そういうあり方をしていてくれる5人がますます好きになりました。ステージと客席で明確に線引きはされているのですが、そうじゃなくて、同じ空気吸ってる感というか。同じ空見てる感というか。その距離感を保ってくれる嵐がやっぱり一番大好きだ、と泣きそうになりました
  • ここから先の数曲のことはあまりよく覚えていない*1
  • その中で【大好きなエモ曲】をやってくれたので嬉しかった
  • 【久々?のあの曲】今回のセットリスト、痒いところに手が届いてる感じと、総合的に見てタイトルのつけにくい感じと「untiltled」感が強くて好きです。欲を言うならSakuraもやってほしかった(欲深いオタク)
  • 【ここでそうくるか】のあとに【本編終わりの一個前の曲】をもってくるのは、もう途中からうっすら解っていたのに、実際やられるとぐっと来ますね
  • ユニット曲①の組と②の組で別れているのはここの譜割りへの伏線なのだなと思うとコンサートありきでつくられたアルバムというのがすごくよく解って、その作り込まれっぷりに松本潤さん以下略
  • 見せ方として、ミュージカルというかララランドって本当に流行ったんだな〜っと思いました。ララランドは見てないのですが見せ方として大好きだということが今年「Man About Town〜Puttin' On The Ritz」(ヤンフラの)のおかげで解ったのでもっとこういうのもやって欲しいです。「untitled」全体的にそれっぽかったのも好きだと感じる一面なのかもしれないです
  • 嵐について考え事をしすぎていて挨拶の内容が吹っ飛んでいます
  • からの【リード曲】は、DIGITALIANの「キミの夢を見ていた」を髣髴とさせるような、この先もまだ続いていくんだというのが解るような仕組みでやっぱり松本さん略

忘備のために書き出しましたが思い出したらまた書くことにしましょう。
この後、お察しくださいな出来事があって正直全部吹っ飛んでしまいました……隣で猛攻を受けて立ち上がれなくなった友人の姿は見たことがあるものの、いざ我が身に降り掛かってみると本当に立てなくなってふぁ〜って思うもんですね。直撃ともなるとちょっとダメージがでかくて、はあ……。

入るたびに思いますが「一生この人達は我々を裏切らないし私が離れることもないんだな」とか「グループ数あれどやっぱり嵐(と自担)が一番」と思わせてくれて、惚れ直させてくれる嵐は偉大です。まとめてしまいましたがこの感覚がある限り私はずっと嵐メインの嵐担なのだと思います。
また、繰り返し書いてしまいましたが、アルバムとコンサートの見せ方が複雑に絡んでいて、松本潤さんの頭の中ってどうなっているのかと思いました。その度に松本潤という人間を好きになります。そもそもジャニオタになるきっかけが潤くんなので、本当に潤くん大好きだなすごいなと思います。翔担なんですが松本潤のことを本当に尊敬しています。あんなに気を使ってもらって、こんなに幸せにしてもらって、嵐のファンでよかったと思いました。

ここから先は本当に私情ですが、実のところ去年の夏頃から体調を崩し、今はかなり良くなりましたがまだ治療を続けています。
ショックな出来事も多発し発生させたりもしたおかげでかなり記憶が抜け落ちたりしています。その頃に参加したものの楽しい思い出そうとしても辛いビジョンが浮かんで思い出せないのが結構しんどかったりします。
そんな中NOROSHIと関ジャニズムツアーでやっと自分がずっと無理をしていたことに気付き、冬の終わりから活動をして春の最中に決まりが出て慌ただしい生活を送ったりしていました。
こういうのも新生活って言うのでしょうか。結婚とかそういう大きなライフイベントではないので些細ですし「逃げ」だと言われたらそれでおしまいかもしれません。きっとこういう話をアイドルの誰かにしたならば、「続けることにこそ意義があるんだよ」と声をかけてくれたに違いありません。いつの誰のラジオか忘れましたが、やっぱりこういうような悩みにそう答えていたことをよく覚えています。
結果としてそれが決定的な呪縛になったとは言いませんが、頑張っている人を見続けるのに自分が頑張らないでどうすると強く思い続けていたのが自分の精神にはあまり合わなかったんじゃないでしょうか。もしくは「続ける」というステージに立たせる以前の問題だったか。
私は、自分から逃げたくなかったので決まりをつけました。ずいぶん長くしていなかったのではじめはガッチガチだったのですが、やっと最近肩の力が抜けてきたように思います。
そういうタイミングでこの「untitled」に参加することが出来て、今はコンサートがどうの、というよりも参加することが出来て嬉しい気持ちがいっぱいです。そりゃ参加出来たら当たり前のように毎年嬉しいのですが、特に今年は大変だったので喜びもひとしおっていうやつです。多分ご褒美だったんだな、と思うことにします。
ひと一人の人生にタイトルをつけることは難しいし、コンセプチュアルなものにも「タイトル」という枠組みになるとかなり絞られてきて難しい。それでもその中で「好きに生きている」と思えるような、そんなアルバムです。めちゃくちゃなところも、乱暴で。笑

あと関係者席でめっちゃうちわをメンバーに向かって扇いでる黒い人がすごい目立ってましたネ〜〜

*1:お察しください