新しい色で明日を描こう

最近、自分がジャニオタとして一番活発だった2014年頃の記事を読み返して、昔の自分は頑張って感想を書こうとしていたんだなあとちょっと感心しました。
それはなにより自分がド新規なりに見て感じたものを残したくて、ド新規でも胸張って嵐担翔担やってますと言いたかったから、とこのブログを始めた頃のことを少し思い出しました。

当時、就活に失敗して震災があって、それでもなんとか就活を続けてなんとか会社に入ることができました。大学で学んだことも自分が興味を持っていたこともまるっきり関係ない全くと言ってもいいほど興味のない業界で、やっていけるのか不安しかない時に友人に連れて行ってもらったのがBeautiful Worldでした。
そも、黄金期を知っているし、ずっとニノのことは大好きでどんどん活躍の場を広げていく嵐をこの目で見るまたとない機会だったので、社会科見学としてふらっと国立に行って、出てきたら潤くんが好きと言って帰ってきたことを昨日のように覚えています。終電ギリギリの青山をふらふら歩いて、渋谷との境目あたりにあったティッシュかなんかの潤くんのポスター見て「潤くんいる!」って叫んだことも覚えています。
昨日のように覚えているくせに、そこから1週間経って友人に「私翔くんが好きかもしれない……」と打ち明けるまで何をしていたかはよく覚えていません。友人から布教用としてプレゼントされたTimeを見て、「ソファマジちゃれえな〜!ww やっぱ潤くん神だわ」と思った記憶はあるのですが、それで一体何がこうなってどうなっているのか詳細なディテールがまるっきりすっぽ抜けていて、正直この7年間自分を疑い続けています。
唯一覚えているのが、その頃ギリギリ上映してた神様のカルテを2回だか3回見に行ったことくらいです。
どう考えても神様のカルテ落ちの翔担なんですが、あの時『栗原一止』という役をどういう気持ちで受け止めていたのかはやっぱり思い出せません。
思い出せないくらい衝撃的だったのかな。それまで自分の中での翔くんというと……これもやっぱり思い出せず、ジュニアの時は小うるさいお兄ちゃんくらいの印象だったんですけど、翔くんって私にとってモノリスみたいなもので、前世(翔担になる前)と黎明期の記憶が何もない。一切ない。びっくりするほど、ない。

翔担になってからの記憶はおそらくけっこう鮮明にあります。
その頃、嵐にどんどん新規ファンがついていっていたこと。
指を指されたわけではないけど、新規と呼ばれて居心地の悪い気持ちになったこと。
それでも自分の担当が自分の言葉で何かを書くことを良しとしているのだから、自分も真似をしてみようとしたこと。
翔くんに憧れて、担当が好きそうなものの勉強を一通りして、それをすべて自分なりに解釈して発信している翔くんは素晴らしくて鬼のようにかっこいいということ。
ジャニーズの城は案外居心地が良かったということ。
一生東京ドームなんか行かないんだろうな、とライブハウス止まりだった自分が東京ドームや国立競技場の景色を見たということ。
仕事がつらかったこと。苦しかったこと。それでも嵐が、翔くんがいたから頑張れたこと。
翔くんをきっかけにして、自分の世界がこの7年でぐんぐん変わっていったこと。

きらきら反射するスワロフスキーの横断幕を見て、自分の(ほぼ)半生を遡りました。
この7年、私は嵐と一緒に駆け抜けてきたし、これからも、自分がどこに行ったとしても嵐は人生のどこかしらにい続けるということ。いなくならないということ。嵐がいるからどこにでもいけるということ。
自分の人生が一冊の本だとしたら、嵐は多分小口染めで、どのページを見ても嵐がいるんだろうなということ。
5人が話した内容も感動的でしたが、うっかり自分のこれまでとこれからも結構捨てたもんじゃないなとか、そんなことを思いました。
数日後の今、胃炎*1になっているわけですけど、年末年始で治して来年の嵐としか言いようのない嵐の嵐(?)に備えたいです。

あとファンが感傷に浸ってるところに『少しは、恩返しができたかな』の応酬でコントにしていく磁石はやっぱり推せると思いました。ふざけるところが磁石らしくてあまりにも好きです。
あとバルコニーの客席がよく見える席で、よく見えすぎてあの白くて目立つ人……オフホワイト着てる……あっうわ……(理解) でした。
今年旬くん*2に一度も会えずじまい*3だったので同じ空気が吸えてよかったです。よかったのか?

そういえば、映画ハチクロ公開時、「ハチクロゲド戦記かどっちを見るかジャンケンで決める」という勝負に負けてゲド戦記を見て寝た記憶があります。あれは悔しかった。でも竹本くんを見て「翔くんかっこいい」って思ったかな。たぶんないな。

*1:胃炎だけどジェネ高の亜嵐犬玲於犬ぬいぐるみマスコットは取った

*2:誕生日おめでとうございます

*3:トータルでさのれおPERFECT YEAR2018だった