4/4 White@宮城セキスイハイムスーパーアリーナ

Whiteコンの宮城公演、土曜日に行ってきました。
いつものように……と行きたかったんですがどうしても曲名が出てしまいました。
あと、いつも以上にとっ散らかっています。まとまりませんでした。
そしてデリケートな話題にも触れてます。続きにしまっておきます。

  • グッズのTシャツもTEAM WHITEだし、どこかでまっすーがあの服装を皆さんに早く見せたいみたいなことを言っていたので、MR.WHITEスタートで我々を助けに来るのかなあ、なんてことをうっすら開演前に思ったりしました。
  • けどそこからの展開がすごく深かったというか、所信表明も兼ねた構成なんだとしたら……と思うと鳥肌が立つし、グループカラーである「白」をメインテーマに持ってくることがこんなにも4人にとって重い事なんだなあと思ってその場で立ち尽くしてしまいました。
  • ロメオの演出というかライティングにびっくりしました。2006年に2人で披露した時も慶ちゃんは赤を着て亮ちゃんは青を着ました。赤と青で成り立つロメオ、どうやって見せてくれるんだろうと思っていました。最初、慶ちゃんが赤を着て出てきて、ライティングも赤っぽくてそこまでは良かったのですが、中盤慶ちゃんが真ん中に立ってジュニアを周囲に従えているところでステージの半分が真っ青に染まって、ここにいない亮ちゃんを思わせるような演出でびっくりしたし、ああそれを背負って立ってるんだと思うと慶ちゃんがいろんなこと考えてこれを今やってるんだと感じられて胸がいっぱいになりました。
  • 前評判の通り、ESCORTは確かに優勝でした。ロメオからの流れもセットも衣装も笑っちゃうくらい「ESCORT」っていうテーマに沿ってて、みんなソロそれぞれ見どころはあってどれも最高だったけどシゲのが一番アイドルしてるかなあ。
  • さくらガール、踊った。すごく嬉しかったし、センターステージで踊るというのも、この曲だけ羽織ったピンクの上着も、LIVEコンみたいだなと思いました。思えばここからちょっとづつ「White」というテーマの深さが解り始めたような気もします。
  • 勿忘草やるとは思わなくて「うそ……」と声が出た。1人づつ捌けていって、最後ゆうやさまだけが残ってソロへって流れがこれまた綺麗でした。こういうのって、曲が先なのかコンサートありきなのかどっちなんだろう。
  • 会報で「静かに聞いてほしい」と言っていたてごにゃんソロ。みんな静かに聞き入っていた。にゃんのソロは世界が綺麗で、全身でその世界を表現してたにゃんはすごく綺麗で研ぎ澄まされた存在でした。
  • まっすーのソロは安定のかっこよさで言うことが特に出てこないです。笑 ひたすらかっこいい世界をセルフプロデュースする増田貴久という1人のアイドルのかっこよさは、もうついていくしかないって思わせる説得力しかありません。
  • Black Jack→BYAKUYAの流れはアルバムでも転換点だったけどコンサートでも当然転換点でした。白が基調だった世界が一変して黒になって、本人たちも黒い衣装を身にまとってにこりともせず。白昼夢みたいだなんてアルバムのレビューをどこかで見たけど、これが白昼夢なのかそれともこっちが正体なのかは解りません。
  • スノエクのイントロが流れだした瞬間に涙がぶわっとこみ上げてきてボロボロ泣いてしまいました。あれは6人の曲でもう絶対にやらない曲なんだと思っていたので、聞けるとは思わなくて、それがセンターステージで踊ってみんなでラップして。こんなことってあるんだ、とこみ上げるものでいっぱいになってしまって見守ることしか出来ませんでした。winter moonもすごくよかった。
  • そうやって白い2曲を通してWEBLACKを倒し、で再び「真っ白な世界から始」まった世界。その世界には色が溢れてて、だからこそのあの衣装のカラーリングだし、本編の最後がSEVEN COLORSなのだと思いました。
  • 何が言いたいかというと、セットリストを通してあの日に失われた色を4人は取り戻した。取り戻したというより、自分たちのものにしたのではないでしょうか。宙ぶらりんになってしまったままだった色を手中に収めて、俺達の世界は4色なんかで終わらないんだ言われているような、そんな気になりました。

年始の夜会で、「イチゴがないならめちゃくちゃ美味いスポンジになればいい」とかいうような発言をしていて、正直「イチゴのショートケーキにもブルーベリーのレアチーズケーキにもなれないって最初から思うなよ、ブドウモモマンゴーマスカットの全部載せのとびきり美味しいフルーツタルトになるって言ってくれよお願いだから」と思っていたのですが、お店に入ってみて出てきたものは全部載せ贅沢フルーツタルトでした。
しかもちゃんと、イチゴもブルーベリーも乗っかってるんですよこのWhiteという名前のケーキは……。
美味しくないはずがなくて、口に運んだらやっぱり美味しくて、色んな味がして……そんな事を思ってしまう、そんなコンサートでした。

よく考えたら、MR.WHITEの歌詞に「真っ赤なFace 怖じけたDays 巻き返しに行こう 希望はもうこの手にある」「青く澄んだ空を 駆け抜けていく風のように 戸惑うことはない 明日へ羽ばたこう」とあるんですよね。その時に、「White」という言葉に託された意味についてもっとよく考えるべきでした。

思えば、私のように6人を少し引きずっている人間の存在自体が、NEWSとTEAM WHITEにとって暗黒ネット世界のWEBLACK*1で、それをTEAM WHITEがやっつけに……「俺達すげえかっこいいだろう」とぶちのめしに来たのかもしれません。ぶちのめされた。MISSION COMPLETEです完全に。ここで「真っ白な世界から始めよう」「ファンタスティックな未来へと誘おう」と宣言してくれたのが、もう、本当に言葉にならない。

僕はみんなを幸せにします!これは、僕のプロポーズです。
これで他のグループ見たら浮気どころじゃない、不倫だよ!それは許せないよ!
僕はNEWS4人のリーダーでもあり、ファンのみんなのリーダーでもあります!
これは命令です。みんな、ずっとついてこい!頼りないリーダーだけど、精一杯頑張るし、未熟なところはあるけど、みんなを幸せにします!
精一杯頑張ります!これからもNEWSを宜しくお願いします!!*2

幸せになったよ、慶ちゃん。もう本当に最高だった!楽しかった!*3*4

*1:それでも6人時代「も」大好きと言い続けます。4人になった今のNEWSがいかに魅力的かを語るのには、4人じゃない時代があったからこそで、どの時代も大切で切り離すことなんてできないし、その上でNEWSというグループが今存在しているんだなあ、と思ってます

*2:2013/9/7の挨拶より

*3:本編ですごく感動したのにMCはだいたい乳首の話(イッテQのボディペイントによる)と、結婚されたスタッフのかたへ向けてテゴマスシゲで「はなむけ」を歌うミラクルでした。前貼りゼーションってなんだよ、おい。

*4:あとスリッパ販促でコヤテゴがチューしててまっすーがハンコ(?)でシゲがソファ(???)で、ソファ先生の顔芸酷かったしハンコさんの「押してえーーーー!!!」が強烈に可愛かった。です。